1)<韓国による日韓合意破棄問題>
韓国が案の定、日韓合意に難癖をつけてきて破棄しようとしている。
「案の定」というのは、日韓合意時点でそうなることは目に見えていたからだ。
それは私もそう思っていたし、韓国の今までの行いを知っている大半の人も同じだった。
だから安倍総理が10億円ものお金を出して合意したことには驚いたし、信じられない気持ちだった。
しかし、結果として韓国がどういう国であるかが、この問題を通して日本のみならず世界に知らしめたという効果はあった。
なぜなら、みんなが日韓合意の締結のいきさつを知っている中での、韓国側の正面突破だから、韓国に100%非があるのは誰の目にも明らかだからだ。
自分の身になればすぐ分かるが、売る約束をしてお金をもらっておきながら、「約束の過程に問題があったから商品をあげない」と言っているのだから。
個人間でも許されないが、国家間契約で一国家が堂々とそれを主張するのだから、韓国がいかに理解できない国民性かが白日の元にさらされた。
2)<ウーマンラッシュアワーの村本の無知発言>
話はガラリと変わるが、ウーマンラッシュアワーの村本が「朝まで生テレビ」で無知発言をしたのが大きな話題になっている。
彼が発言した内容というのは次のものだったらしい。
「日本は非武装中立にするべき」
「外国から攻められたら、戦わないで降伏する」
「尖閣諸島は中国にあげればいい」
「沖縄は元々中国だったものを日本が奪ったんでしょ」
ちなみに、村本はつい最近、漫才の時事ネタでかなり賞賛を浴びていた。
どういう内容かというと、
「現在の日本の1番の危機は国民が政治に無関心なこと」
と訴えるものだった。
そのような漫才があったがゆえ「朝まで生テレビ」で起用されたのかもしれないが、そこで発した内容は国民に説教した者としてあるまじき衝撃的に無知を露呈するものだった!!
上記の4つの発言のうち、最初の2つは左翼主義者からちょくちょく聞かれる内容なので驚くほどではない。
「人を殺すぐらいなら殺される」「こちらが武器を持たなければ話せば分かってくれる」などと言う。(笑)
しかし後の2つは左翼ですら言わない暴言と言って良いだろう。
どんな意見であっても友達同士で話すのなら良い。
しかし、公共の電波で有名人として発する意見は一定の責任を持つべきと思う。
村本は無知なのはもちろん、恥知らずで非常識というのが分かってしまった。
自分の愛する人間やお世話になった人が強姦、虐殺されたり、日本文化が抹殺されることをなんとも思わない人間とは議論にもならない。
どんな形であれ発言したことは残り、切り取られ方によって影響力を持つのだから「無知だった」で済まされない面がある。
無知を知りつつ堂々と公共の電波を使うのは恥知らずで非常識というものだ。
念のために解説すると、歴史的事実として尖閣諸島はもちろん沖縄が中国の領土だったことは一度もない。
ところが案の定、村本の発言は中国で報道され、中国に利する結果となっている。
ウソであっても自国に有利な情報であれば真実として報道されるのが中国だ。
山本太郎も太田光も同様だ。
3)<日本の教育の荒廃が招いた現状>
さて、私はこの日韓合意破棄問題と村本無知発言は一見何の関係もなさそうだが関係があると思っている。
韓国による日韓合意への難癖は相手が中国や北朝鮮だったら行うだろうか?
行うはずがない。
もしそんな動きがあろうものなら、相手からあらゆる攻撃を受け、「倍返し」の憂き目に遭うからだ。
ところが相手が日本であれば、同様のことを何度でも行う。
理由は日本が甘いからだ。
叩けば必ず何か出てくるからだ。事実今までそうだった。
あまりに甘いので、そのうち少しは譲歩するだろうと思っている。
なぜ日本が甘いかといえば国民性もあるが、それ以上に教育の荒廃がある。
日教組は左翼思想で日本の自虐史観を教え、中韓への加害者意識を植え付け、結果として日本国より海外、とりわけ中韓のためを思う人間が生産された。
特に昔はそれがかっこいいという風潮があった。
だから中韓がどんな理不尽な難癖をつけても日本はその都度譲歩し対処してきた。
譲歩する人間は、それを「大人の対応」「誠実な対応」と表現した。
しかし、身近な人を大切にせず、理不尽な要求をする中韓を大切にする姿勢に正当性のかけらもない。簡単に言えば「家族を守れなくて何が世界平和だ」ということ。
彼らは歴史的事実も知らず、日本人の愛国心もプライドもアイデンティティもないフヌケだ。
4)<左翼の衰退>
では左翼が幅を利かせてきたかというとそれは逆。
昨今の世論調査や選挙結果で明らかなように、左翼思想はどんどん衰退している。
以前であれば、「一理ある考え」として通っていたが、今は結局中韓の利益代弁者でしかないということが多くの人にばれてきた。
左翼は今回の韓国の合意破棄を非難しているだろうか?
左翼は人権を無視し、領土拡大を行う中国を批判しているだろうか?
否!
中韓びいきと反日に与する日本人が、教育がどうあれそう沢山出るはずはない。
5)<NHKのおちぶれ>
先日、NHKニュースで椅子から転げ落ちそうになるような放送があった。
内容はトランプ大統領の支持に関するアンケート結果を報じるもの。
アメリカではトランプ大統領への支持が不支持を上回ったが、日本では不支持が支持を上回ったとのこと。
アメリカの大統領に対してアメリカでの結果と日本での結果を同列に扱うのもどうかと思うが、1番驚いたのが日本の結果解説の次の下り。
「トランプ大統領の自国の利益を最優先する姿勢に批判が高まっているとみられます」
おいおい、
外交で自国の利益を最優先にしない国がどこにあるのか!?
NHKは、アメリカも日本も外国の利益を最優先にするべきと言っているようなもの。
結局この発想も中韓優先から来るものだ。
約束や法を破ってまで自国優先をみなぎらせる中韓に対しては、そのようなことは言わない。
中韓にとって日米が自国優先ではなく中韓優先にして欲しいことを代弁している。
さらにトランプ大統領は中国にとって嫌な存在ということも、日本のマスコミが常に反トランプである大きな原因だ。
NHKが中国電子台日本支社であるなら、運営費用は中国政府からもらうべきだ。^^
6)<「反安倍」を言われれば言われるほど「親安倍」になる不思議>
私はいつも自民党支持、安倍支持なわけではない。
むしろしっかり政策論議ができる野党が強くなるべきと思っている。
だから、民主党が政権を取った衆議院選挙でも一度は民主党に入れようとした。
ただ民主党があまりに大勝しそうだったので、「みんなの党」に入れた。
その他の選挙でも自民党に入れないことは何度もあった。
だから私は本来誰からも「右翼」と呼ばれる人間ではない。
ただそんな私でも今は迷わず自民党支持、安倍首相支持だ。
なぜかというと、マスコミがまともな理由もなく「反安倍」だからだ。
誘導しようとされると、反発して逆に行きたくなるのが人間の心理だ。
そう思っている人は少なくないのではないか。
15年前であれば、マスコミの誘導は大きな力だったが、ネットの普及のおかげで様々な意見や事実を知ることができるようになり、風向きは変わった。
マスコミの誘導に効果がないことはもちろん、逆を行くことが増えた。
こうして安倍1強は今後も続く。。。