防衛省が韓国駆逐艦レーダー照射事件の動画を公開した。
13分に渡る詳細なもので、十分に説得力のあるものだった。
防衛省の公開動画【韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について】
これに対して、韓国側は動画公開に対して「遺憾の意と深い憂慮」として抗議し、「日本側の主張に対する客観的な証拠とはみられない」とした。
明らかにおかしいのが、日本の哨戒機からの呼びかけを韓国駆逐艦が徹底的に無視したことだ。
私が覚えているだけでも5回は呼びかけて、レーダーの使用理由を聞いている。
しかも周波数の違う3つのチャンネルから呼びかけていたという。
わずか2キロ程度の至近距離で、天候も穏やかなのだ。
これに対して、韓国の言い訳は「雑音が大きくて聞き取れなかった」
全く呆れを通り越す子供の言い訳だ。
小学3年生がケンカをして、「僕は先に殴られた」と言った。
しかしビデオには、彼が先に手を出したのがはっきり映っている。
それを見てもやっぱり
「いや僕は先に殴られたんだよ!」
「みんなヒドイ!ヒドイ!」
と言っているのと同じだ。
ここでダダをこねる子供に可哀想だからと不問に付していたら、子供の将来はどういうことになるのか!?
ダメなことはダメと白黒はっきり付けなくてはならないのだ。
同様に韓国に対して、嘲笑したり呆れたりしている場合ではない。
強い怒りを行動で示さなくてはならないのだ。
韓国側は当初、動画の公開をしないよう要請してきたと言う。
なんという厚顔な!これだけで非を認めているのと同じだ。
こんな非常識な要請をしてくるのは、今までの日韓関係がいかに歪んだものだったかを物語る。
今までいかに「先に殴った」動画を公開しないで「なーなー」で済ましてきたかということだ。
今回の公開も防衛省は難色を示して、安倍首相の強い指示で実行したもの。
防衛省は当初、映像公開について「韓国がさらに反発するだけだ」(幹部)との見方が強く、岩屋毅防衛相も否定的だったというから驚く!
相手への思いやりは韓国には逆効果。
弱気の姿勢は、韓国のさらなる強気を生み、現在はモンスター化した。
それなのに、日本側が事態の沈静化を図ろうとしている動きがある。
これからも無抵抗で殴られ続けることを受け入れるということか!!
ただし、この案件は韓国人がいかにウソ付きであるかを白日の下に晒したものだ。
世界に晒しているので、韓国がどういう国かを明らかにするチャンスだ。
平然とウソを突き通し、相手を批判する特異な神経を持っていることが分かる。
韓国の反論は当初から2転3転している。
この動画で少なくとも次の韓国側のウソが暴かれた。
2)日本の哨戒機が駆逐艦の上で異常な低空飛行をした(距離は2キロ以上あって異常はなかた)
3)無線機で国籍や正体を明らかにしなかった(全て明らかにしていた)
日本が説得力ある証拠を提出したのだから、反論するのであればこの証拠を上回る証拠を提出しなくてはスジが通らない。
ただ強弁し相手を責めるのみが彼らのメンタルであり手法。
実際ただ否定するだけでなく、「騒ぎすぎ」「言動を慎め」「公海上で韓国海軍の活動を制約する意図ではないかと疑われる」などと日本を責めている。
今までの韓国の歴史認識、慰安婦問題、徴用工問題全てウソだらけだったが、そのことを国際社会に明確なカタチで示すことができなかった。
しかし、今回はいかに日本が正直で韓国がウソ付きかを内外に広く示す大きなチャンスだ。
そうすれば、国際的に不当に歪められた歴史観が是正される第1歩になる。